ヤベー奴来ちゃったよ編 6

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ハーイ、今度はハンカチティッシュの確認しまーす!ブレザーに袖を通しながら、なんだか朝って寒いわトイレ行きたいわで困る、トイレ行けないのがなかなか困るよね!自分がやりたいこと終わるまで行かないってルール決めてたら行くに行けないじゃん。集中力削がれたりするからね、ホント人間の集中力って切れやすいのね(知らんけど)。とか考える。

ちなみに今考えてたことは私咲兜チャンが今日目が覚めて思ったこと、思い続けていることである。冬になると手まで動かなくなるのが厄介なのだ。だから冬は嫌だ。夏は暑いから嫌だ。…複雑でしょ、どの季節も嫌なところがあるわけだ。

…さて、玄関からきちんと持って来ていた鞄をどうしたんだ、と気になってGoogle検索かけた方がいらしてそうなので捕捉しとくよ。鞄は食べた。__と、言いたいところだけど、鞄はブレザーと一緒にベンチの上に置いてるんだということにしてくれ、後付けになってしまって悪いと思っているよ。

少し短くなって腰がゴワゴワしだしたスカートの、その左側にしかないポケットに手を突っ込む。もちろんそれはハンカチティッシュを探すためだ。ブレザーの方に入れるのもひとつの手段ではあるが、ポケットが膨らむとなんだかそっちが気になって授業に集中できないのでスカートのポケットに入れます。

……いや待てよ?仮にスカートのポケットに入れたら、それはそれでかさばって動きにくかったり動きの制限をされたりするんじゃないか?それは良くない。鞄に入れよう。

突然ですけど路線変更しまして、女子力の塊グッズは鞄に入れておいて、本当に必要な時、鞄が無ければ意味がないスタイルにします!私が持っていなければ、持っている他の誰かから借りて、それを自分の持ち物だと言い張れば、女子力ある系意識高め系だと判断されることだろう。はっはっはっは!

「…鞄何も入ってねぇ」

そればかりか、ブレザーにもスカートにも、紙切れ一枚どころか、布も何も入っていない。唯一出てきたのは、鞄の中の底じきみたいな固めのプラスチック板だった。底に嵌めもせず買いたてほやほやで封印していたので、今、急いでいるこの今、無理に鞄のセットをすることはない。

公園に鞄を置き去りにして、黒い板を手の平に一定のリズムでパシパシと当てて音を立てながら家と公園を遮る道路に差し掛かる。差し掛かるっていうか公園の門出たら真ん前にあるから“差し掛かる”程度に歩いてない。それよりも“あ、着いた”みたいな雰囲気よ、多分。

珍しく車が通ったので、それが通り過ぎて行くのを見送り、ナンバープレートの4桁の数字で計算結果が10になるあの脳トレにもなりそうな暇つぶしをして、自分の今日の冴え具合を見てみようかと試みる。__が、遠くなり過ぎて読めなかった。

「バカなのか私は」

覚悟を決めるのが一歩遅くて幸運に乗り遅れた気分だ。…大げさ。まぁちょっとがっかり?したのはしたけども、ハンカチティッシュを忘れちゃいかんので、私はドドッと道路の向こう側へ走り、玄関の扉を大きく手前に引いた。勢いあまって壊しそうになったのは、きっと誰も知らないだろう。私も知らなーい

「カーサーン、ハンケチ忘るっぴ!」

靴を脱ぐのが面倒なので、イチかバチかオカアサマに動いてもらう作戦発動。これで済めば大いに楽なのじゃ。まだ学校へ行くまでに寄らなきゃいかん所があるのでな!弁当とか弁当とか…買い食いの食パンとか…

作者が冬っぽい寒さがやってきたことを嘆く話

寒いノヨ(笑) 手が軽くかじかむのよ。でもここ離れのお部屋には暖める器具がないんですわ。人温で部屋を快適にするしかないってすごく…原始的(笑)

皆さんも、風邪ひかないように。私は去年、11月の初めに結構辛めの風邪ひいた。フラフラする感じのやつ、病院行くくらいのやつ。点滴打った。…ハイ、気ィ付けてね。