ヤベー奴来ちゃったよ編 45

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「…ソダネー、えろいネー…って、言えばいいんすよ?言ってくださいよ、私だって言いたくて言ったんじゃないんですから」

嘘。言いたくて言った。我慢するという選択肢が見えなかった。むしろ言わなければ、みたいな。何でハクバノ王子サマの方を心の中でとどめておいたのか、そこの基準もまぁまぁわかんねーけど、今から言ったって、ダメっしょ?…ダメもとで、言う?

「…担任(名前知らん)が馬乗ってたら爆笑せんか?」

「スル」

なんだよ急な食い気味のレスは。下ネタは事務所がオーケーしてなくて、ダメなんですゥ~ってか?それともアレか、耐性がないのか。ははーん、ウブですなぁ…サイキンノワケェモンハ(白目)。今度から下ネタ連発したろかな

「ネーネー、オッ○…」

チャイムが鳴った。くそっ、からかいがいのあるオモレー仲間たちを約5名ゲットできたと思ったのに。慌てて席に向かっていきやがるナ…ハハハッ(棒)。次の休憩ン時来たらすげー下ネタ言ってやろうかなァ…それとも一旦ノーマルで行って、給食の時?給食はねぇのか、弁当か。じゃ、弁当食べながら?サイッコーっすねェ…グフフ

女子がキャーって叫んで私をぶつシーンまで容易に想像できるゼ…(犯罪者の階段をひとつ上った)。

「席着けー」

「イヤダー…」

「誰だ?聞こえてるんだぞ、名乗り出ろ」

「怖ェーナァ…、やだなァ…」

怖すぎて目も見られないので、バンバン飛んでくる厳しい視線から逃れるためにお隣さんの背中に隠れる。チャイムが鳴った?そんな事情は知らん。今まで誰も座ってなかった席なんだし、欠けてても気づくまい。もし気付いたら大いに褒めたたえよう…ハァッハッハ…

「左賀ァ…ふざけてると内申限界まで下げるぞォ…」

酷いッ!!まだ名前も知らないセンセーに脅されるなんて、転校モノの漫画で見たことないヨ!?ねぇ!見たことも聞いたことも、触ったことも無いよね!!

「ネェ、そうでしょう!?」

「…なにがだよ」

まさか入ってくるとは思わなかったお隣さんの会話流入チャンスを私は見逃さない。せっかく私に話しかけてくれたんだよね、モノにしてみせるわッ…!

「それはアレだよ、花より男子とか学校のカイダンとか35歳の高校生とかその辺の…まぁ転校してくる生徒が主人公の?学園モノだよね」

「左賀、全部転校モノじゃないぞ」

嘘だろ!!?誰かググって教えてクレ!!今理科教師が言ったことが正しくないという証拠を突きつけろ!!私の認識と世の中の認識_ここでは理科教師だが_は明らかに違うようだが、転校生が暴れ回る話だと記憶している私からすれば学園モノはどれも転校生の話ダ。

「ハハッハー、何を言っているんですかせんせい。転校生は強いんですよ…?」