ヒカリNTT

長いです、貼り付け創作手抜き投稿

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教室内に戻ると、大事な大事なチョコチップパンが消え失せていた。一瞬でコトを察した私は女子共を睨みつける。今なら数人殺せるかもしれなーい☆(棒)

「テメェか、さっき殴られた腹いせに、ってか…」

「違うよ、勝手に食べたのはゴメンだけど、弁当の交換したいなって思ったから!全然さっきのコト怒ってないから!痛かったけど」

「根に持ってんじゃねェか…やっぱやり返したかったんダロ…」

「違うってば、疑り深すぎるよ、この目を見ても信じられない…?」

「へェ、ドラマでもなくそんなセリフ言う奴が居るとはねェ…。生憎、私は人の目を見てもビリーブな心は伝わって来ないタチでねェ、悪いけど、シn(殴」

放送禁止用語は言わせない、左賀デス☆絶賛ブチギレ中だけど、ここで次回予告ダヨ!次回の左賀チャンは…お買い物に行って、それから、新しいポケモン”…じゃないわ仲間(??)をゲットするみたいだよ!ハーゲンダッツ、おいしいよね、高いから滅多に食べないしアイスボックスしか選ばないけど。んじゃ、またね!

「シネェエェェエエエ!!」

手に持っていたバナナの皮を投げつける。ノーコンだ。ウン、いわゆる”No Control”というやつ。左賀は手に持ったボールを投げるタイプの球技をたしなんでいたわけではなかったので、バナナの皮の軌道は彗星のように楕円を描いて__、そして、当たった。女子5に。

「ア、ゴメンネ、でも仲間だから連帯責任っつーか総合ダメージでしょ、やりぃ」

すばやくバナナの皮を回収して次の攻撃を繰り出す。狙えば狙うほど的がずれるとはよく言ったもので、二回目も失敗した。あわやヒカワの頭に、カツラみたいに乗っかるところだった。頭上を飛んで行ったときは心臓がグンッって変な音立てた(気がした)。

遠くまで行ってしまったバナナチャンを拾いに行くのは手間がかかって面倒なので、せめて悔い無く終わろうと、左賀は女子2の肩をバシバシと叩く。バナナエキスだァ~!そう言って逃げれば、鬼ごっこの始まりだ。左賀は一人、クラス中から追いかけられることとなった。

「オイ!さっきの女!」

「なんなの、同年齢の同性の同クラの人間に向かって”女”は無いでしょう?」

「そんなんどーでもいいわい!今追われてんだよ、どっか静かな場所教えてくれヨ」

「……なにしたノ」

「言いたくねェなァー…おっと、これはやらねぇよ?」

「要るって言ってないワヨ」

トイレから出て、残りの昼休みを席に着いてぼんやり過ごそうかしら、と思案していたらこれだ。突然の襲来。怖い。まともじゃないワこの子…そんな思いも抱えながらきちんと受け答えしていく。”女”と呼ばれた彼女の視線の先には、箸も無く、ただ中身だけが乗った弁当(?)があった。

その視線に気づいた左賀は、まるで「狙ってんじゃねぇか…」と言わんばかりに鋭い目つきになりサッと距離を取る。蓋の上に今にも落ちそうな不安定さで乗っかっている弁当のおかず(のみ)を、手で死角にやりながら威嚇している。床にでも落としたのかしら、と適当なことを考えながら、”女”もとい左賀のクラスの学級委員はこれ見よがしにため息をついて見せながら、ハンカチで手を拭く。

コヤツ意外と女子力あんな…という失礼極まりない、お前に言われたくないよ。な一言を心の中で放ち、口に出さなかったことを自賛している左賀だったが、その背後から、騒がしい団体がどやどやと迫ってくる…、気配を感じた。

「やっべ、捕まったらこの先の華の高校生活が暗黒物質に変わっちまう!ゼッテーこれはやんねぇけど、どっか隠れられるトコ教えろ」

言いながら唐揚げを口に放り込み、うめっ、と独り言を漏らしている左賀。このまま素直に静かな場所、とやらを教えるのは気分が良くない。どうして転校初日の人間に舐められなくてはいけないのか、学級委員としてのプライドが許さない(?)彼女は、ひとまず思ったことを言ってみることにした。

「人にモノを頼む態度じゃないワネ」

「ほんなコト言っへるハアイじゃねェんダヨ」

口いっぱいに詰め込んで、それで喋る左賀。はっきし言って行儀が悪すぎて寒気がした。唐揚げを計6個飲み込んでから、トイレは論外だかんな、渋滞したら困るだろ。と真顔で言う。

「……もう立ち食いすればいいじゃないノ」

「作法にまつわる。椅子のあるとこに行かなけりゃいかん」

「教室帰りなさいヨ」

「今はだめじゃ。バナナの皮で殺られるに決まっとる」

それによ…そう言ってスカートのポケットから出したのは食パンだった。生は嫌だが家庭科室のオーブン(あるかは知らん)借りてマーガリンかバターか、もしくはマヨネーズ借りればとっても美味しいトーストになるんだぜ?なァ、だから教えろヨォ~…。そう言ってすがる左賀に、もう面倒だわ、時間稼ぎしてクラスメイトにでも動物園の職員にでも捕まればいいワ、と言った意味で、本当に面倒なモノを見るような眼をする。窓の外に広がる青空を見ながら、学級委員である彼女は答えた。

__図書室に行け、と。

「ふざけてんのカ」

ふざけた。が、しかし、それを正直にネタばらししてしまっては嘘の意味がなくなるのだ。保身のための嘘はつき続けよう、誰かが言っていたではないか。優しい嘘の分類になるのだ、今回のコトは。カッコたる覚悟の下行った決断ですけど何か?委員の彼女はそんな顔をしていた。

「ふざけてなんてないワヨ、私が誰だかわかってるノ?」

「知らね………ゲッ」

もう少し、あと1秒でもあれば、真面目気取っていそうな委員の渾身のギャグが見れたかもしんねぇのに、邪魔が入った。

「悪いね、キミ…。ボクとキミの間にはいつも邪魔が入るみたいダ…」

また後でね!と自分でも誰に言ってるのか考えてみたら意味不明な別れの言葉を交わし(交わしてない)、いつかと同じように手を振り颯爽とその場から離れる。今度こそ、あの委員の女が悲しそうな顔をしていた(幻覚)。

弁当の蓋返してェー!!と恥ずかしげもなく大声で指名手配網を張ってくる女子4。…というか元々区別などできていないのだ、良い感じに人数とかキャラとかねつ造して、「女子が何人か追っかけてきてるんだなぁ、ハーレムかなぁ」と思っておいてくれ。