ヤベー奴来ちゃったよ編 8

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「次はティッシュか…」

私はティッシュという使い捨てのあの、紙?その紙をほとんど日常生活で使わないので、“ぽけっとてぃっしゅ”ってものがうちにあるのか、無いのか、はたまたオカアサマがそれを知っているのかすらわからない。

ただ、小型の携帯用持ち運びティッシュは無いかもしれないけど、あれはある。箱。そっち持ってく。スカートのポケットからそんなもん出てきたらビビるでしょ、ホントは心底そうしてやりたいよ、だってみんなが私のことをマジシャンだって言ってくれるんでしょ、なんだか良い気分だわ。将来の夢として考えてみようか…。

自分がどこかの 武道館 とやらのステージに立って、ハクチョウをまき散らす演目を行う想像をしてみる。黒いシルクハットなんか被っちゃって、ステッキもってお客さんを軽く叩くと鳥がブワッて出てくるんだよね。美しい…

「うえっ…なんなんだよ“ウツクシイ…”とかやめろや自分…」

よーし、私、ブドウ館目指しちゃうぞ!!見たことないし、行ったことないし、場所知らないし、見た目も大きさも建築年代も、どういう目的で使われてるのかもなんにも知らん。…東京に、あるんですか?トウキョウですか…?ソウデスカ。

今一度ハンカチがきちんとポケットに収まっているか、ブレザーの右骨盤?の辺りをポンと叩いて確認する。ごつくて分厚い布の感覚がある。よし、ちゃんとある。……。ねぇ、今“それハンカチ以外の別のごついもん入ってるフラグじゃん…”って思った人いない?少なくとも私は思ったんだけど。でもね、これは新たな未知の生き物出てくる話じゃないから、ポケットに入ってるのはハンカチなのよ。

片腕に脱ぎ捨てていたパジャマの上を抱え、階段から降りる途中に魔が差して上に向かってふわっと投げ上げたらパラシュートみたいにひらひら落ちて行って華麗なのではないかと、そうまさに、アインシュタインやニュートンが化学の実験したいなぁ!って思うような感覚で私も先祖のホモサピエンスの血が騒いだので、やってみよう。…判断は、早い方がいいんです…。

左腕を一度背中よりも後ろへ下げる。肘が限界値、まぁここでは位置エネルギーの最大値とでも言おう、肩が突っ張ってるわー、ちょっと痛いかも、ってくらいに引き下げます。そこから、振り子の動きのように下手投げをして、持っている布を上へ向けて飛ばします。手を離すときは感覚で、ここだって直感で、離しましょう。慣れれば自然と身に付きますわ。

放られて空中でワッと広がった人の上半身型の布は、大した浮遊時間もなく、バサッ、みたいなズスッ、みたいな変な重めの音…たぶん、そういう布らしくもない音を立てて着陸した。あー、でも布らしかったかも。わかんねぇや。布らしいってことにしよーぜ、これが今から世界のメートル原器や!!(※世界の基準、と言っています)

遅れて私も階段を下り切り、パジャマチャンに追いついたので、足の甲で引っ掛けて持ち上げる。まずはコイツを洗濯機に入れちゃおうミッションが発動したので洗面台兼風呂場兼浴場兼脱衣所兼洗濯機置き場の通称藤原の鎌足と呼ばれる和の空間へ足を運ぶ。変な名前だよね、長すぎるよね、“風呂場”と“浴場”って同じじゃんって思ったよね、つーか漢字多すぎて読むの諦めたでしょ。いいのよ、面白いコト書いてないし。公民の教科書に載ってたら必死こいて覚えたくなるタイプの単語だけどね。GHQみたいにね。

パジャマを洗濯機に投げ込んで、ボックスティッシュ探しの旅に出る…。これが「自分探し」ってやつよ。探してんじゃん?ティッシュや、自分を。ね?

今日は左手の親指の爪の左側が痛い作者の話

巻き爪の予感。おかしいなぁ、肉が見えるほど短くしてないんだけどなぁ。巻き巻きしてないのよ、巻かれてないのよ。ていうか最近爪切ってないのよ! ※切ったわ

まぁまぁまぁ、今日も、その…いい天気だし?(どことなく曇ってる)…いや、いい天気だよ。晴れ晴れになると暑いから嫌なんだけど、雨よかいいよな。私が出かける日に雨に降られるとなんだか大変なので。雨は不運の象徴みたいになってんじゃないですか。ある意味幸運だとか皮肉っぽいこと私は言ったりしますけどね…