ヤベー奴来ちゃったよ編 44

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「それでね、左賀サンってすごく先生と仲がいいじゃない?だから秘訣を教えてほしいなァ、って」

「ン…ひけつ…?」

「ソーソー!」

「㊙ケツってか…ソーダナ…交換条件でさァ、次の科目が何か教えてくんね?」

「そんなコトでいいのォ?」

「ウン」

先生と別に仲良くないんで、特に答えるコトねぇな…って思ってます、左賀です。コミュ力ってのがこの社会にはあるだろ?必要能力、というくくりの中に。そのコミュニケーション能力っていうのはね…、相手のこと思いやってたらダメなんだゼ。優しいっていうか気が小さいとおどおどしちゃうじゃんか、そーすると何も言えずに引き返す、最悪のパターンになったり、うまい具合に言いくるめられたりして終わる。嫌でしょう、私すっごい嫌なんで、もはやこんなんいたら社会追放でしょうレベルの主人公作った(あれ、メタい)。

「次は理科ダヨ、化学キソ」

「ア…アァー…ナルホド、私モル嫌い」

「へぇ?私は好きだよモルモット」

「お前 バカダナ」

酷い!そう言いながら楽しそうに笑うクラスメイト2(テキトー)。このクラスにはMが多いのかもしれない。まだ2人しか知らないけど※一人目はコエェ奴。あいつは本気で危ねぇ。関わらんとこうと真剣に考えちょる。

面と向かって悪口言われて喜ぶ女子と、無視されて喜ぶ女子…次はどんな女子に出会えるんでしょう?今から楽しみですわァ、どっちかつーと女子派だからさ、私。何が、かはまだ教えなーい。

「ネ、じゃあ教えて!どうしてあんなに仲いいの?もしかして知り合い?」

「イヤ、全然知らん。もし親戚だったとしても顔覚えてねェ」

知らないのにずけずけ斬り込めるなんてすごいネェ~、親戚に会わずに今まで過ごしてきたの…!?可哀そう…などと、やんわりディスってんじゃねぇか?(というか後者はどういう意味なんだよ、なんで哀れまれてるんだ私は。)と疑いたくなる感想も小耳に挟んだが、今は穏便にいってやることにした。意外とこの人らオモレーからな。頭がちょいとおかしくて。

「ん~…じゃあ今日が初めてじゃない、とか!」

口々に駅前でタピオカ奢ってもらったんじゃないか、とか、本屋で漫画買ってもらったんじゃない?、とか、白馬の王子様としてやってきたのが例の担任だったんじゃないか、とか…夢の詰まった出会いねつ造の嵐。君らの頭はモノで釣られることとメルヘンしかないんですかァ?とりあえず、担任が白い馬に乗って現れたらどんだけ様になってても吹く。いや、あの担任は…ウリ坊の上に居る方が似合う面してる。…もっとぴったりなのはカマキリかな、カマキリの上に居れば最高(…に笑いのネタになる)。

それともうひとつ、言いたいことがあります

「ネェ、今日ガ初メテジャナイ、ッテくそえろい」

緊張した(棒)。初対面の、名前も覚えてないクラスの(今後数か月お世話しなきゃいけない可能性のある)女子に下ネタを言う日が来るとは思わなんだ。おかげでカタコトになった。私は下ネタを真顔で言うタイプ?そーゆー政党にいるからさ、進研ゼミしたように(訳:マジで言ったように)思われるかもしんない。むっつりとか思われるかも…しんねぇ…。エ、なんかそれは困るゾ?まだ変な噂ってのが立つには早すぎるダロ、テンコーしてきた日に、その日の放課後にもう学校中で噂とか……。ギネス狙うしかねぇじゃん。まーいっか、なるようになっちまえ。